鮫洲、大型自動二輪、コース図

慣らし走行の図



鮫洲大型自動二輪、技能試験コース図(Aコース)

大型自動二輪のコース図、Aコース

Bコースは、急制動に向かう経路が、一つ手前を右折し真ん中の交差点をまっすぐ抜けて急制動待機地点へ向かう順路となります。

 

検定の流れとしては

発着点→慣らし走行→発着点エリア→一本橋波状路→クランク→S字→スラローム坂道発進→法規走行(指定速度40km/h部分あり)→障害物→踏切通過→急制動→発着点

 

◆一番最初に一本橋が来るので、結構厳しい組み立て。

◆前半に画題が集中しているので、決着(不合格)が早くつく。

◆課題を一通りこなすと法規走行が中心になるので、テンパって順路を間違えない。

以上が、攻略のポイント・・・かな。

 

一本橋波状路・クランク・S字あたりまでは、試験官がバイクの後を追ってコースアウトやコーンへの接触、足つき等をじっくり見ています。しかし、実際走り出してしまうとそんなところに気をまわしている余裕はありません。

 

慣らし走行で、その日に乗るのバイクのクセを掴んでおきましょう。<慣らし走行の図参照>

最初の直線で、40km/h以上出してブレーキ。←急制動の予行演習兼ねてブレーキの具合を確認します。ホンダ車に慣れていない人は、ウインカースイッチの位置がいつもと違うので、減速して差し掛かるコーナーの辺りで、ウインカースイッチを確認しておきます。

戻りの直線コースをのんびり走りながら、半クラのポイントやアクセルの吹け具合を確認します。一本橋の上で最初に繰り出す半クラ、半ブレーキとかこの辺で感覚を掴んでおくようにします。NC750はトルクがあるので、アクセルのひねり具合を確認し、どのへんからモリッとトルクが出るかもこの戻りの直線で把握しておきましょう。結構、急に加速するアクセルの角度があるので要注意です。

 

慣らし走行が終わって、一旦発着エリアに戻ります。

この時一本橋の入り口付近に近いと一本橋手前の白線位置に止まる際、変な方向を向く可能性があるので、なるべく坂道発進の出口に近い発着エリアにとどまると良いと思います。上の写真でいうと慣らし走行の点線の終わりの矢印のあたりからスタートできるよう戻って来る。なるべく建物に近い方に止めます。コース側に近いと一本橋の入りのカーブが窮屈になるので、なるべく建物側からスタートできるようにします。他の試験者との関係でコース寄りになってしまったとしても、坂道の出口付近であればスタートして、左にハンドルを振って調整できる余地ができますが、一本橋手前付近のスタートだとそうした最後の調整もできなくなるので、スタートのポジションは重要です。