一本橋から検定のコースに戻る際に気をつけるのは逆走にならないようにきちっとコースへ復帰すること。
コースから道路外施設の波状路へ向かう際は波状路に沿って(横を向いている枕木に垂直になるよう)侵入するラインを取ること。
中型自動二輪にはない課題なので、事前にコース解放の練習で感覚を掴むしかない。
YouTubeチャンネル「波状路」で検索するとコツの解説がたくさん出ているので、大体の要領を覚えて、実際に渡れるかどうか練習するしかありません。このへんは、一発試験の辛いところで、どこを直せばいいかコーチとなる教官がいないので、自己解決するしかありません。
慎重を期するあまり、ゆっくり入って枕木に当たったとたん失速→バランスを崩すのパターンが、一番最悪なので、心持ち強めに侵入し推進力が落ちたら、半クラとアクセルで前へ出るようにする・・・といったところでしょうか。
姿勢で気をつけるのは、足側に体重が残りすぎるとハンドルの抑えが効かず、枕木に乗る際にハンドルを取られてしまうので、ハンドルがフラつかないよう押さえ込むように通過します。
私の場合はブレーキの操作は一切しませんでした。スピードの調整はクラッチとアクセルでこなしました。
ハンドルがふらつくと、クラッチ・アクセルの操作がおぼつかなくなるので、上記のような体重配分(ハンドルにウエイトをかける)になります。
通過に要する時間は「5秒以上」。
それ以下で通過するのは早すぎて、転倒する可能性も生じます。
なるべく丁寧に通過を心がけることで時間要素は十分クリアできる課題です。
5秒に満たない時間での通過や立ち姿勢が維持できない場合は減点ですが失格ではありません。
逸脱や足つき、エンスト・転倒の場合は失格となります。
極端な見方ですが、一本橋同様に通過が最低目標です。
通過さえすればOK!と思って臨みましょう。
通過後は、クランクに向かうので波状路に入る前に左のウインカーを忘れないように点けておきましょう。一本橋と違い、波状路が終わったところでの停車は指示がされていないので、停車せずクランクにむかいました。
安全確認で停車するのであれば、なるべくコース寄りな所で足つきをしましょう。波状路を通過したすぐに足つきをすると、波状路で推力が不足し足つき=失格を取られる可能性があるので注意です。
安全確認のつもりなら、検定コース寄りに停車し、必ず左右に頭を振って「よく見たよ」アピールを欠かさないようにしましょう。
停車せずスムーズに検定コースに戻る場合でも、左右確認をアピール(左右に頭をふる)しておきましょう。