鮫洲のスラローム

この写真のあたりの話


鮫洲のスラロームは、検定車両NC750とこなすには、ちょうどいい塩梅のスラロームで、ハンドルを切り返すとスイスイすすんでゆく。

2速で進行するのが良きと思う。

上の写真ではS字から出たあたりからの図となっている。S字出てオレンジ矢印のあたりから左ウインカー点けとく。

 

課題としては難しい感じはしない。

 

次の課題は右折しての坂道発進の坂道へ進入だから、方向指示器を早めに右へ切り替えておくことくらいが注意点か・・・。スラローム中にウインカースイッチの操作だけど、苦手な感じならスラローム進入前に右に入れといたほうがいいかも・・・(上の写真のスラローム入口の辺で右ウインカー。スラローム中は右ウインカーつけっぱなし)。

通過タイムは大型7秒以内だが、焦ってコースアウトやコーンを倒してしまうと失格なので、肩の力を抜いて通過を最低目標とし、リズムが掴めたらアクセルをチョイ入れて素早く通過ができればOK。

クランク・S字の足つきは1回までならセーフだけど、このスラロームは足つき即検定終了なので気をつけよう。

 

坂道に入るところは意外と急なカーブ(ほぼUターンな感じ?)を描くことになるので、しっかり車体を傾け坂道発進の目印(坂道中程の左側にある黄と黒のシマシマコーン)を睨みつけてアクセルオン!です。ここの所で失速してしまうと、転倒の危険もあるのでスラロームの出口は要注意で、目印コーンが見えたら、ソコに向かってあまりためらわずアクセルを開こう(目線重要です)。

 

コーン手前(青矢印の辺に停車)

 

 

鮫洲のS字

だいたいこの写真の辺の話


クランクからS字に向かう、シフトはクランク入口で2速にしたまま、S字の出口まで変速なし。

 

方向指示器もクランクに入るときに左としたままS字侵入まで固定。S字に侵入後、次の課題に向かうので右に変更する。一応3秒前か三十メートル手前からの変更を意識したら、S字に入ったあたりで変更してないと法規的にはまずい。

 

鮫洲のS字はコース幅もあるので、そう苦戦する課題ではないと思う。

 

S字コース内のエンスト、コーンへの接触は試験中止。足つきのみなら一回はセーフ。

 

S字コースから検定コースへ戻る際の左右確認は確実に行う。速度も確実に落とすこと。

 

S字の次はスラロームに向かうので、検定コースに戻ったら方向指示器は左へ切り替え。もしくはキャンセルをかけて、左へ切り替え。走行するラインは検定コースの左側に沿って走行。S字を出て斜めに横切ってスラローム入口に向かわないこと。

一旦3速まで上げて、しっかり減速して左旋回スラローム入り口前で2速にしてスラローム進入ができるのがベスト。

 

 

鮫洲のクランク走行

この写真の辺のお話


波状路からクランクに向かう際になるべく左側によって左折しクランクコースの入口に向かうようにすることと、波状路から出てクランク入口までの距離が短いのでスピードを出しすぎないよう注意しよう。大回り等に見られないよう気をつけよう。

 

一本橋波状路を通過する際は1速に入れているはずだが、次の課題に向かう際には2-3速まで使おう。1速のままでの移動はスピードが上がらない。キビキビした運転と見て貰うためにもシフトアップは行おう。

 

クランクの通過の際に、わたしは2速をチョイス。1速だと、アクセルの挙動に敏感に反応しすぎてスピードのコントロールが難しくなるし、3速だとアクセルを開た際の駆動の伝わる方がワンテンポ遅れるためだ。

短い距離のクランクコース内でのスピードの出し過ぎは致命傷で、スピードを殺しているうちにコーンが迫ってくる。なので過度なスピードが出ないよう半クラでコントロールしつつハンドルと重心移動で向きを変えてゆく。クランクコースに入ったら左側にスペースを取りたいため右の方に若干寄る感じで侵入します。左折をしたあとは右折となるので車両の右側にスペースが必要になるので左に寄りつつ右折。といった要領で通過。

コーンへの軽微な接触は原点ですが、クランク内の転倒は検定中止。足つきは1回目はセーフですが、大きくふらついた場合は減点となる可能性あり。この辺は試験官の見立てに拠るところが大きいので、なんとも言えません。

 

コーンが無くなったところはクランク外なので検定コースへ復帰する一時停止の足つきはお咎めないものと思われますが、他の車両が差し掛かっていなければ、左右を確認しつつ無停止で、そのままS字コースに向かいましょう。

 

鮫洲の試験場は、クランクの幅が若干狭いような気もしますが、こればかりは嘆いても仕方がありません。自動二輪の検定にもある課題なので、それほど深刻に考える必要はないと思われます。ちなみに水切りと呼ばれるコーンの乗っているコンクリート部分ですが、これはコースとみなされるので、コース取りの際に踏んでも問題ありません。

 

 

鮫洲の波状路

だいたいこの写真の辺りのお話


一本橋の次の課題は波状路

 

一本橋から右旋回しながら波状路へむかう

一本橋から検定のコースに戻る際に気をつけるのは逆走にならないようにきちっとコースへ復帰すること。

コースから道路外施設の波状路へ向かう際は波状路に沿って(横を向いている枕木に垂直になるよう)侵入するラインを取ること。

 

中型自動二輪にはない課題なので、事前にコース解放の練習で感覚を掴むしかない。

 

YouTubeチャンネル「波状路」で検索するとコツの解説がたくさん出ているので、大体の要領を覚えて、実際に渡れるかどうか練習するしかありません。このへんは、一発試験の辛いところで、どこを直せばいいかコーチとなる教官がいないので、自己解決するしかありません。

 

慎重を期するあまり、ゆっくり入って枕木に当たったとたん失速→バランスを崩すのパターンが、一番最悪なので、心持ち強めに侵入し推進力が落ちたら、半クラとアクセルで前へ出るようにする・・・といったところでしょうか。

姿勢で気をつけるのは、足側に体重が残りすぎるとハンドルの抑えが効かず、枕木に乗る際にハンドルを取られてしまうので、ハンドルがフラつかないよう押さえ込むように通過します。

 

私の場合はブレーキの操作は一切しませんでした。スピードの調整はクラッチとアクセルでこなしました。

ハンドルがふらつくと、クラッチ・アクセルの操作がおぼつかなくなるので、上記のような体重配分(ハンドルにウエイトをかける)になります。

 

通過に要する時間は「5秒以上」。

それ以下で通過するのは早すぎて、転倒する可能性も生じます。

 

なるべく丁寧に通過を心がけることで時間要素は十分クリアできる課題です。

 

5秒に満たない時間での通過や立ち姿勢が維持できない場合は減点ですが失格ではありません。

 

逸脱や足つき、エンスト・転倒の場合は失格となります。

極端な見方ですが、一本橋同様に通過が最低目標です。

通過さえすればOK!と思って臨みましょう。

 

通過後は、クランクに向かうので波状路に入る前に左のウインカーを忘れないように点けておきましょう。一本橋と違い、波状路が終わったところでの停車は指示がされていないので、停車せずクランクにむかいました。

安全確認で停車するのであれば、なるべくコース寄りな所で足つきをしましょう。波状路を通過したすぐに足つきをすると、波状路で推力が不足し足つき=失格を取られる可能性があるので注意です。

安全確認のつもりなら、検定コース寄りに停車し、必ず左右に頭を振って「よく見たよ」アピールを欠かさないようにしましょう。

 

停車せずスムーズに検定コースに戻る場合でも、左右確認をアピール(左右に頭をふる)しておきましょう。

 

鮫洲、大型自動二輪車の一本橋

一本橋(青の矢印は停車位置)の図

<上記の辺りの説明です>


さて、無事スタートから一本橋(直線狭路コース)に向かったとします。

この際、自動二輪の時と同じように「なるべく橋のラインの延長上に重なるよう」にバイクをスタートの白線手前(直線狭路台手前の指定地点)に止めます。

 

目線の目標 点線のあたり

通過時のコツは自動二輪のときに教わったまんまですが目線の目標として使えそうなのが坂道発進の坂道入口の道路標識です。白い棒が2本ほど見えますので、それを目線の目標にすると良いと思います。<上のイラスト参照>

なるべく遠くに目線を置くの目標です。

一本橋の出口付近を目線目標にされている方は、そのままで構いません。

一本橋をわたり終わったら再度一旦停止です。これは技能試験を申し込んだ際に渡される「受験の手引き(技能試験を受ける方のために)」にも記載があります。

次に波状路へ向かうべく右折の合図を出します。右左折の合図のタイミングは30m手前、または3秒前といったことが頭をよぎりますが、一旦停車後の合図なのでこうした交差点や進路変更時の合図とは意味が異なります。

左右をよく見て検定コースへ戻りつつ波状路へ向かいます。

 

なお、大型自動二輪一本橋の所要通過時間は10秒以上ですが、減点とならない所要時間であって、不合格の時間ではありません。所要時間にこだわるあまり一本橋からの逸脱、足つき、転倒、エンストしては元も子もありません。『とにかく通過!』が目標です。10秒を目指すのであれば、一本橋上の半ば以降でフットブレーキ半クラでスピードを殺し慎重に通過するのが安全です。そこまで通過していれば、バイクも橋から逸脱したりせず一本橋上に安定して走行しているはずだからです。

よく、一本橋上ですごく時間をかけて通過練習をしている場面を見かけますが、一本橋上にバイクが有る限り不合格になる可能性がある以上、最短時間で通過すべきで「通過時間に10秒出せればよい」程度に目標設定しておくほうが安全と考えます。

何十秒かけたとしても、橋から逸脱したり足つきしてしまっては意味がありません。一本橋上に長くとどまる競技ではないのですから...。

 

 

鮫洲、大型自動二輪、コース図

慣らし走行の図



鮫洲大型自動二輪、技能試験コース図(Aコース)

大型自動二輪のコース図、Aコース

Bコースは、急制動に向かう経路が、一つ手前を右折し真ん中の交差点をまっすぐ抜けて急制動待機地点へ向かう順路となります。

 

検定の流れとしては

発着点→慣らし走行→発着点エリア→一本橋波状路→クランク→S字→スラローム坂道発進→法規走行(指定速度40km/h部分あり)→障害物→踏切通過→急制動→発着点

 

◆一番最初に一本橋が来るので、結構厳しい組み立て。

◆前半に画題が集中しているので、決着(不合格)が早くつく。

◆課題を一通りこなすと法規走行が中心になるので、テンパって順路を間違えない。

以上が、攻略のポイント・・・かな。

 

一本橋波状路・クランク・S字あたりまでは、試験官がバイクの後を追ってコースアウトやコーンへの接触、足つき等をじっくり見ています。しかし、実際走り出してしまうとそんなところに気をまわしている余裕はありません。

 

慣らし走行で、その日に乗るのバイクのクセを掴んでおきましょう。<慣らし走行の図参照>

最初の直線で、40km/h以上出してブレーキ。←急制動の予行演習兼ねてブレーキの具合を確認します。ホンダ車に慣れていない人は、ウインカースイッチの位置がいつもと違うので、減速して差し掛かるコーナーの辺りで、ウインカースイッチを確認しておきます。

戻りの直線コースをのんびり走りながら、半クラのポイントやアクセルの吹け具合を確認します。一本橋の上で最初に繰り出す半クラ、半ブレーキとかこの辺で感覚を掴んでおくようにします。NC750はトルクがあるので、アクセルのひねり具合を確認し、どのへんからモリッとトルクが出るかもこの戻りの直線で把握しておきましょう。結構、急に加速するアクセルの角度があるので要注意です。

 

慣らし走行が終わって、一旦発着エリアに戻ります。

この時一本橋の入り口付近に近いと一本橋手前の白線位置に止まる際、変な方向を向く可能性があるので、なるべく坂道発進の出口に近い発着エリアにとどまると良いと思います。上の写真でいうと慣らし走行の点線の終わりの矢印のあたりからスタートできるよう戻って来る。なるべく建物に近い方に止めます。コース側に近いと一本橋の入りのカーブが窮屈になるので、なるべく建物側からスタートできるようにします。他の試験者との関係でコース寄りになってしまったとしても、坂道の出口付近であればスタートして、左にハンドルを振って調整できる余地ができますが、一本橋手前付近のスタートだとそうした最後の調整もできなくなるので、スタートのポジションは重要です。

 

鮫洲で大型自動二輪!!

鮫洲(東京)の技能試験(いわゆる一発試験)で大型自動二輪を取った記録。

 

自動二輪の免許を2022年8月に取った。

 

それから1年ほどHONDA400X(2013年式)を乗り回した。

といってもほとんど通勤で、往復40km程度の都内道路を行き来するレベル。

 

その間、無事故無違反で過ごせたので、そろそろ大型自動二輪を、と思いたって手続きしたのが2023年8月。

 

技能試験の申込みは、鮫洲運転試験場に直接出かけて手続き。

2Fの30番窓口。

そこで申込みの旨告げると、視力検査・受験申請手数料(2,600)のお支払等手順を教えてくれる。

写真がない人は、1Fにある証明写真撮影の箱の中で撮影し、出たところのハサミやカッターで申請書に貼付。これが900円と結構お高いので、近所で撮ってから行ったほうがいいかも。

 

申請書を携えて、30番窓口へ提出すると、受験の手引の冊子、試験コースの走行図をくれる、この際2種類あるコースのうち「Aコース」を主に覚えてくることが言われる。Bのコースの方も最後の急制動へ向かう経路が異なるだけなので、そこまでの経路は一緒だから、そんなに心配はいらない。

 

一通り、説明が終わると、技能試験の予約を取ってその日は終了。予約は、端末のディスプレイをタッチし希望の日にちを選ぶ。

ところが、空いている日にちが3ヶ月先が最短。受付で説明してくれた方も「だいぶ込んでしまっていまして・・・」と苦笑している始末。

 

結局この日取れたのは11/10!!

空いてないから仕方ないのだ。

 

試験日は空きがあれば前倒しできるので、ちょくちょくお問い合わせくださいな・・。と言われて鮫洲試験場をあとにした。

 

<8/25日のお支払い>

写真代900円、受験申請手数料2,600円!

 

さて、11月までボーッと過ごす訳にもいかず、色々調べた。

 

警視庁の「バイク・オートバイ安全教室」。

なかなか良さげだが、月一程度の開催・・・。

すでに来月からしか申し込めない・・・。

 

自動車学校のフリーコース・・・入会金とか結構お金が掛かる

 

一番良さげなのは、鮫洲試験場コース解放!!

土曜日、祝日の15:00-16:00に、鮫洲に車両を持ち込んで自主練習できる!

 

予約を取って、当日コース使用料と傷害保険あわせて2,200円お支払い。

予約は、専用の電話番号に電話して、希望の日を告げる。

一旦電話を切って、折り返しかかってくる電話に応対すれば予約完了。

 

とりあえず、9/2と9/9の2回申し込んだ。

 

コース解放の日は、14:30-14:45の間だけ鮫洲のコース解放の車両出入り口のゲートを開けてくれる。

入口の係の人に名前を告げ、2Fの試験コースへ上がれる。

 

試験の発着場あたりにバイクを止めて、建物の2Fへ降りる階段で手続きの部屋へ向かう。

 

そこで免許書を提示すると、鮫洲運転免許試験場コース使用申込書と二輪免許(傷害保険料)申込書の2通用紙を渡されるので、必要事項を記載し(ペンは会場にある)現金でお支払い。カードや電子マネーは通用しないので要注意!!引き換えに数字の入った黄色のゼッケンをくれるので着用してまつ。

 

だいたい時間になると、当日の注意事項の説明がおもむろに始まる。飲食禁止や撮影禁止等の普通な説明。

特に質問等なければ、やや早め(14:45頃あたり)に開始させてくれる。

コース上では自由に練習できる。といっても逆走等はご法度。当たり前だけど・・・

あとは、参加者同士の譲り合い。一本橋は殺到しがちだけど、一通りはけてからチャレンジとか・・・場の雰囲気で。

集中すると1時間がとても早く感じられる。

<9/2と9/9のお支払い>

(鮫洲運転免許試験賞コース使用料 2,000円、二輪免許(傷害保険料)200円)×2=4,400円

 

とかやっていたら、11月の試験日に、やっぱりという仕事が重なり、やむなく延期の電話。

8月に申し込んだ以降、受験日の前倒しができるかさんざん電話していたので、延期したらどうなるかも分かっていた。

年末(12/27)か年始(1/5)が最短ですねぇ~・・・、年末は仕事が読めないので、年始一発目に賭けた!

 

12月になって、コース解放の申込みの電話をしたが、あさイチから繋がらない・・・。

昼間も駄目!

結局、練習できず1/5の受験日を迎える。

 

事前にお他所のブログなどで、試験車両の情報は手にいれていた。

スズキ:バンデッド1250らしいと・・・。

そんなこともあり、400Xという車重重めのABSすらもない年式のバイクを乗り回しておいた!!んだけど、1/5にお見受けした車両はなんか違う!

NC750だと!しかも新車っぽい!

 

跨った時点で敗北の予感。

車両軽い、クラッチなんか自転車のブレーキ引くより軽い、アクセルはバイワイヤのお陰でトイレットペーパーの芯をモップの柄に刺して回す如く手応えがない!

 

慣らし走行して、試験開始地点へたどり着いたときには「これバイクか?」とか混乱しているうちに「はい、スタートしてください」と告げられ、一本橋の白線前に佇む。

クラッチもアクセルも手応えがないまま、一本橋突入!

案の定、スピード不足で乗った途端に車両がかしいで、ジ・エンド!!

まじにチーンって心のなかで音がしたわ。わずか40秒足らずで試験終了。

教官のお情けで、「波状路やって終わろっか!!」で、その波状路も途中足つき・・・最悪。

 

試験が終わると、担当した試験官から注意点をアドバイスもらえるんだけど、「もう少し練習してから来てください」と言われてしまった。

 

帰りの道中、バイク乗りながら「これじゃ駄目だ・・・」と思うのが精一杯だった。

 

NC750は想定外にしても、最近のバイクが車体・クラッチ・アクセルがとっても軽いことは衝撃だった。アクセルなんか、ワイヤの張り具合の手応えで微調整するのが当たり前なのに、そのワイヤーが無いとか反則だな・・と1-2日悩んだ。

 

悩んだ結論は、今乗っている車両を乗り換えよう!だった。

べつに400Xに不満があるわけでもなく、乗りやすくて、購入時に付けたトップボックスのせいで積載量もあって気に入っていた。

が、試験突破には却って障害なのだ、車重もクラッチもアクセルから全て重い。

 

洋食のテーブルマナーを教わるのに、箸で臨むようなもの・・・といった例えが適切かどうかは別にして、兎に角「バイワイヤ」「アシストスリッパクラッチ」に手慣れるしかないのだ

一旦レンタルとかも頭によぎったが、なんせ金がかかりすぎる。

もひとつ、2013年式の10年前の車両じゃなく、最近の車両の新しい装備も知ってみたいとの欲が働いた。

 

普通自動二輪でバイヤーやアシストクラッチ付きで検索して出た答えが

CBR250RR(2020年式)だった。

 

技能試験翌日から三連休なことも幸いし、バイク屋に出向き納車1/20で発注した。

 

1回目の技能試験でスベった当日に次の試験の予約を取って帰れる。

のだが、初回に手続きしたのが2023年8月。

受験申請書にも有効期限があって半年、だと。

2月までに予約が入れば問題なっかたが、先述の通り3ヶ月先(3/27)が最短の受験日。

 

半年超えるので、また受験申請に必要な視力検査や写真の貼付が必要となってしまった。

 

<1/5のお支払>

試験車両使用手数料1,450円、写真代900円、受験申請手数料2,600円。都合4,950円!!

 

ちなみに、1/5の受験の際は初回受験なので12:30集合っだった。

初回の人だけ集められ、引き起こしと取り回しの事前審査がある。

 

この時やったのはCB750で、倒れた車両を引き起こして、跨って反対側に降りること。それが終わると押して歩いて八の字が描けること・・・だった。

なんとなくだったが、この事前審査も有効期限半年っぽいことを云っていた気がする。

 

さて新車両のCBR250RRは、人気車種だけあって乗りやすい!

こりゃ人気出る訳だ。を身をもって知った。

 

で当然のように3/27の技能試験も仕事が重なり延期。

5/13日になった。

この時知ったのが試験は毎週1回、月火金のいずれかで実施。ということであった。

 

昨年の8月に申し込みして、11月延期、1月落第、3月延期・・・。

来年くらいには、取れるか?・・・と覚悟し始めたとこである。

 

5月の試験の前倒し連絡もチョイチョイ入れるものの、空き無しで3-4月過ごし。

GW前後に、鮫洲コース解放を申し込むべく4月に電話をかけ続けたが、繋がらない!!(予約日の1ヶ月前から申込み可)

昨年の夏頃と様子が違う!

あさイチも繋がらない、昼間も当然繋がらない。

4月も半ば過ぎて焦りかけたころ、ようやくコース解放の予約電話が繋がり、4/29をまず押さえた。

日を改めて、予約電を入れ5/11を押さえた。

 

4/29日の鮫洲コース解放は、自分含め5-6人の方が来ていた。

割と込んでいたので、一本橋とかに取り付けるのも一苦労する。

 

5/2にダメ元で、コース解放の連絡をしたところすんなり繋がり

5/3を予約した!

翌日鮫洲試験場にむかい、いつものように門で係の方に名前を告げると「今日はあなた一人だけなんだ・・・」と。

使用料のお支払い手続きを済ませ、事前説明も簡単に受け1時間ちょっと、ひとりで好きなだけコース練習ができた。一人で走るコース場は広かった。

 

5/11は受験前最後のコース解放練習。

「あさっては、ここで泣いているか笑顔でいられるか・・・」とかなんとか思いながら練習。

この日は自分入れ2人だった。5/3に続いてノビノビ練習できた。

 

<4/29と5/11のお支払>

(鮫洲運転免許試験場コース使用料 2,000円、二輪免許(傷害保険料)200円)×2=4,400円

 

5/13は月曜、仕事は有給取った!

事前審査免除なので12:50集合だ。

 

朝から雨と風が(しかもわりと強めな)・・・。ついてないのかついているのか。

まあ急制動で一番先の白線まで停止位置が延びるだから、ラッキーか?とか思いながらカッパ着て鮫洲試験場へバイクで向かう。

バイク駐輪場は、予想通りガラガラだった。

1/5のときは、止めるスペースがない状態でかなり焦ったのからすると、これもラッキーだった。

 

2F30番窓口で受験票を提示すると「手数料を2番に払ってきたら、受験者控室2番で待つ」様に云われお支払い後、教室へ。

すでに10人前後、控えていた。

 

しばらくすると試験官の人が説明を始める。試験の申込書と免許の確認等行われる。筆記用具は忘れてはならない。

一人ひとり順番に呼ばれる。この順番が受験の順番になる。

初回受験の人は、最後の方に回される。

 

その後試験の注意事項等説明、雨の日なので急制動の停止位置の説明もされた。

 

手荷物はロッカーに入れるように指示される。

この際、免許書を忘れずに取り出して、試験会場に持ってゆこう。

受験の乗車前にも免許は確認される。

 

プロテクターは貸してくれるが、2セットを順番に使いまわしなので、自分の2つ前の人が終わると着用を言い渡される。胸背部のプロテクターと肘膝のプロテクター。教習所でつけるおなじみのコミネ製品。

試験が始まるまで、発着場のベンチで待機。

 

乗車やプロテクター着用など、試験官が都度指示をしてくれるが、自分の前の人と一つ前の人は覚えておいたほうがいい。

 

慣らし走行のあと、発着場で一旦停止して。一本橋へ向かうよう指示されてスタート。

 

最初の人は、一本橋のハナで足つき。

1/5のワタシ同様、秒で終了!やはり波状路までは思い出受験よろしく、試さててもらえるようだ。

 

次の人は、一本橋波状路はOK(ちょっと時間が早いような気もしたが)。

次のクランクの出口付近で転倒、終了。

 

3人めの人は、一通り走って終えていたが、合否不明。

見た限りでは、コース端よりだいぶコースの中心側を曲がっているように見えた。

 

4番目が、自分なので2番めの人のプロテクターを譲り受け準備し、いよいよ乗車。

 

慣らし走行の間に仕入れられる情報は貴重だ。

クラッチミートがやや遠目、アクセル感度は最初はドロドロふけるが、ある時点から急に吹け上がる、慣らしコースの最初のストレートでは、40km/hまで上げてからの強めブレーキで、急制動の予行演習。発着場に戻るまでは、断続的にクラッチしながらアクセルでトロトロ走り、一本橋の練習・・・とかやりながら発着点へ。

 

一本橋突破が今日の最大のキモであったが、わりとあっさり通れた!!

おまけに最後の方はブレーキ引きずりつつタイムまで稼げた!ほぼ完璧。

 

つぎの波状路もドコドコ抜けられた。

 

NC750って、乗りやすい??とか思いつつクランク、S字を一気に突破。

 

本線に戻って、スラロームから坂道発進へむかい、続いて法規走行。

最初の長いストレートは40km/hと速度指定がされているから遠慮なく飛ばす。

 

障害物もいつも以上に軽快にパスして、最後は急制動

遠隔で車両についたスピーカーから「急制動、開始してください」とアナウンスがされるので、急制動のコースへむかい指定された停止線前で停車!

 

審判をまつが特にやり直しの指示もされないので、発着点に戻り下車。

 

最後、試験官から「だいぶ練習されました?」と。

連休中、数回コース解放に来ました。とお答え😁

合格になりますので、この緑の用紙を持って免許証といっしょに30番の窓口へ!と指示されウキウキしながら向かうはずが、だいぶヘロヘロで30番へ向かう。

 

合格したあと、免許交付で待たされるんだけど、午後2時頃に試験終わって、免許受取が午後4時過ぎ。この待ち時間が今日一番つらかったかも・・・・。

 

帰りにバイク屋によって、合格にお知らせと、大型バイク購入の希望を述べてきた。

まだ何に乗るかは決めてないけど、排気量とお値段の相場は聞いてきた。

CBR250RR買っちゃっているから750以上の100万円超えクラスはお財布的に絶望的なので、たぶん600ccクラスになるだろうと・・・。

 

しばらくは何に乗るか、想像しながら楽しめそうだ。

 

<5/13のお支払>

試験車両手数料1,450円、交付申請手数料2,050円=計3,500円

 

CBRの値段はおいといて

ここまでの合計22,950円!!!

教習所に通えば15-6万円はするはずだから、だいぶ節約できたしシレッと新しいバイクに乗り換えちゃったし、面白かったなー◎

 

CBR250RRに乗り換えた効果は抜群で、クラッチやアクセルに違和感を感じることなく操作できたのが大きいな。

ただしABSが効いてしまうので、急制動は400Xや教習所の感覚が残っていて助かった。

 

以上、めでたしめでたし。

 

鮫洲(東京)で大型自動二輪の技能試験を志すすべてのライダーに捧げます。

幸多からんことを!!!